現役トレーダー・フッキーの「金融リテラシー養成大学」

現役のトレーダーとしての実感・経験・視点から、「金融リテラシーの向上」に役に立ちそうな情報・知識をアウトプットしています。

投資情報教材や投資セミナーを申し込む前に考えておいてほしいこと

どうもこんにちは。現役のトレーダーで、どちらかと言うと投機家のフッキーです。
当ブログでは、現役のトレーダーとしての実感・経験・知識から、「金融リテラシーの向上」に役に立ちそうな情報・知識をアウトプットしています。
 
今回は「投資情報教材や投資セミナーを申し込む前に考えておいてほしいこと」について述べていきたいと思います。
※「ラジオ的に耳で聞きたい」という方のためにYouTubeでも同内容をアップしています。
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現役トレーダー・フッキーの「金融リテラシー養成大学」
 
 
結論から言うと、
 
「なぜその人は利益が出る手法をわざわざ他人に教えるのか?」
 
を考えてみてほしいと思っています。
これについての可能性は個人的には2つあると考えています。
 
①お人よしで、「他の人にもお金を稼いで幸せになってほしい」と考えているから
②その手法はもう使えないのでマネされても問題ないが、見た目は筋が通っているからお金にはなりそうだと考えているから
 
ちなみに①は性善説に基づいており、②は性悪説に基づいています。
①については説明不要だと思うので説明はしませんが、②については少し説明が必要かと思われるので説明します。
 
例として「僕自身は具体的な手法についての教材やセミナーを売らないのか?」を挙げます。
理由は、
 
「他人にマネされると自分の利益が少なくなるリスクがあるから。」
「他人に教えて稼ぐよりも、自分でやって稼いだ方が効率が良いと考えているから。」
 
の2つです。
自分の手法は他の誰もやっていないとは思っていないですが、仮にそうだとしてもこちらからわざわざ自分の手法を開示するメリットがないですし、そもそも企業秘密を数万円~数十万円で他人に教える意味がわからないです。
それに「自分の手法が絶対だ」とか「絶対確実に利益が出る」とかは全然思っていないどころか、何ならばまだ実験中なところもあると思っているので、そんなもので人からお金を取ることは出来ません。
 
以上のことが「具体的な手法についての教材やセミナーを売らない理由」になります。(たぶん僕自身がケチなのもあるかもしれないですが。)
 
兎にも角にも、教材やセミナーの売り手が①に該当していた場合は「ただのラッキーで利益が出た人」でない限りにおいてはあまり問題がなさそうなのですが、②に該当していた場合は注意が必要です。
なぜならば「使えない手法=期待値が±0かマイナスの手法」ということになるので、基本的には「教材orセミナー代+手数料+α」だけ期待値がマイナスになる可能性が高いからです。
もちろん全ての教材やセミナーがダメだと言っているワケではなく、中には超良心的な教材やセミナーも存在しなくはないと思っています。(基本的にはないと思っているけど。)
ただ、露ほどの役にも立たなさそうな株芸人・FX芸人にあたってしまって無駄なお金を使わないためにも、申し込む前には
 
「なぜその人は利益が出る手法をわざわざ他人に教えるのか?」
 
について考えてみてほしいと思っています。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。